REGZA(42Z9000) をLAN に繋ぎ、無線LAN ルーター(BUFFALO WZR-HP-G301NH)に簡易NAS として接続している玄蔵にデジタル放送の録画・再生と、パソコンで作成したMPEGの動画再生を可能にする。さらに、REGZA でインターネット接続を試してみることに。
REGZA(42Z9000) を設置している2階の部屋にはLAN 環境がひかれていないのでまずLAN に接続しなければならない。壁にLAN ケーブルを這わせてブロードバンドルータに接続する方法もあるが、見た目も良くないし、目立たないように壁にLAN ケーブルを這わせるのも面倒なので、REGZA を無線LAN 子機として、ブロードバンドルータと無線で接続することにする。
REGZA を無線LAN 子機にするには、REGZA のLAN 端子と接続するLAN 端子用無線LAN 子機を用意する必要がある。
LAN 端子用無線LAN 子機としては、I-O DATA ネットワーク対応テレビ用無線LANコンバーター WN-LA/C
、またはBUFFALO 有線LANポート搭載接続機器用 ワイヤレスユニット WLAE-AG300N
が候補となったが、AC コンセントに直接接続して壁掛け設置ができるので場所をとらないこと、親機となる無線LAN ルーターが同じBUFFALO のWZR-HP-G301NH であるということから、WLAE-AG300N を選択した。
WLAE-AG300N の設定
WLAE-AG300N を無線子機として使用する設定はAOSS機能を使うこともできるが、有線LAN で手動で設定した。
手動で設定するには、LAN端子用無線LAN子機設定ツールをインストールすることになる。LAN端子用無線LAN子機設定ツールをインストールするには、付属のCD-ROM をドライブに挿入し、エアナビゲータを起動し、「オプション」ボタン→「上級者向けインストール」→「LAN 端子用無線子機設定ツール」にチェックを入れ、「インストール開始」をクリックすれば良い。
WLAE-AG300N をAC 電源をつなぎ、ブロードバンドルータとLAN ケーブルで接続し、WLAE-AG300N のPOWER スイッチを押す。
Windows の「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「BUFFALO」→「エアステーションユーティリティ」→「LAN端子用 無線LAN子機設定ツール」を起動するとLANアダプター選択画面が表示されるので、表示されたリストからLAN端子用無線子機を検索するこのパソコンのLANアダプターを選択する。

設定する無線LAN子機の情報が表示されるので、「接続設定(C)」をクリックする。
接続設定画面で、「検索」ボタンをクリックし親機を検索する。

リストアップされている親機から、接続する親機を選択すると、SSID は登録されているので暗号化方式を選択し暗号化キーを入力して「OK」をクリック。

設定後のLAN端子用無線子機設定ツール画面にはSSID 、チャンネル、通信速度そして電波状態が表示されている。

WLAE-AG300N のスピードテスト
WLAE-AG300N の接続設定が終了したので、転送速度の計測をしてみる。
計測はFTPサーバーを立て、100MByteのファイルをputおよびgetコマンドでその転送速度にかかる時間を3回計測した。測定環境は
|FTPサーバー(CentOS 5.5)|<--1Gbps-->|無線LANルータ(WZR-HP-G301NH)|<~~~>|WLAE-AG300N|<--100Mbps-->|Dynabook CX/47E|
となっている。
計測結果は以下のようになった。
+---------+------------+------------+
| | put(KB/sec)| get(KB/sec)|
+---------+------------+------------+
| 1st | 3168.29 | 4095.68 |
+---------+------------+------------+
| 2nd | 3131.20 | 3986.83 |
+---------+------------+------------+
| 3rd | 3047.65 | 6307.98 |
+---------+------------+------------+
| average | 3115.71 | 4796.83 |
+---------+------------+------------+
WLAE-AG300Nからみた送信のデータ転送速度は約3.1MB/s、そして受信のデータ転送速度は約4.8MB/sとなった。11nの理論値では300Mbps(37.5MB/s)なので1/10程度の転送速度となっていて、決して十分な速度が出ているとはいえない。地デジの録画(DRモード)では17Mbps(2.1MB/s)の転送レートが必要とされているのでこれについては問題なさそうだ。
WZR-HP-G301NH の簡易NAS の設定
WZR-HP-G301NH の簡易NAS で使用可能なファイルシステムはFAT32またはXFS となっている。FAT32とすると、4GB 以上のファイルは扱えない為FAT32としている場合はXFS にフォーマットしなおす必要がある。筆者もFAT32で使用していたが、DVDのバックアップ等で4GB以上のファイルを扱うことになるのでXFS に変更した。XFS とすると、USB ディスクとして使う場合Windows からはアクセスできなくなるが、簡易NAS として使う限りは問題ない。
また、共有フォルダの設定はアクセス制限なし(読取り/書込可能)としている。REGZA 側でユーザーの登録ができるようなのだが、うまくいかなかった。
REGZA の設定
LAN 端子用無線LAN 子機(WLAE-AG300N)とREGZA はLAN ケーブルで接続する。REGZA にはハードディスク専用LAN端子、ひかりTV専用LAN端子そしてLAN端子の3つのLANコネクタがあるが、真ん中のLAN コネクタに接続する。
リモコンの「設定メニュー」を押す。

TV画面の「初期設定」→「通信設定」→「通信接続設定」→「LAN端子設定」→「IPアドレス設定」と選択していき、IPアドレス設定画面でIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定する。DHCPサーバーが動作している場合、IPアドレス自動取得を「する」を選択すると、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイが設定されているはず。

同様にDNS設定を選択しDNSアドレスを自動取得できる場合は「する」を選択する。

LAN端子設定が正しく行われていることを確認するには、「接続テスト」を選択し接続テストを実行する。正しく設定されていた場合は「接続を確認しました。」メッセージが表示される。
つづく・・・。